2026/08/17 17:45

猫大好きの国芳の金魚もいちいちぜんぶ可愛い。
だから彼もきっと金魚が大好きだったんだと思う。

金魚は中国から渡来したフナの突然変異。
はじめて知った時は「え!元はフナ?」と衝撃を受けた記憶が。

オラが地元が三大名産地のひとつだったらしいので通学路は畑ではなく
金魚池のあぜ道で、それが普通の光景だと思っていた。

元気玉のような蚊の塊と、カエルのサイズはウシガエルがデフォルト。
ピョン吉みたいなカエルはどこにもおらず
カエルの鳴き声は「ゲコゲコ」でもなく
当時ケロケロケロッピがいたらもっと釈然としなかったに違いない。

年に一度の品評会で魚並みに大きくてとんでもないカタチをしたセレブ金魚たちを
飽きるほど見て、プロの大人にその価値を教えて貰えたのはいま思えばかなり贅沢な経験。
皮肉なものでいまこの歳にこそ見たいものほど子どもの頃あっさり見てる。

何百年もかけて日本人が人工的に交配・改良を重ねて
作り上げてきた「生きた伝統工芸」金魚。
江戸時代では木の桶や和の器に入れ上から眺めて楽しむ
日本独自の「上見(うたみ)」の文化が育まれたのだそう。




その粋な鑑賞文化に肖って、DaDaさんが作った「出目金」のペンダントトップです。
両吊り仕様にして出目金の背なりがいつも外を向くようにしています。
出目金の背と腹、手と尾びれをそれぞれ別型で制作して組み合わせて形作ることで
出目金の手と尾びれがヨチヨチ可愛く動きます。

画像は2009年に撮ったもので今もショップカードに使っているお気に入りの一枚。